ロレックスが進行中のCPO(Certified Pre-Owned)プログラム「オリジナル工場認証中古時計」は、欧米で迅速に展開されていますが、高級時計市場が成熟しているアジアでは進展が遅れていました。しかし最近、日本のメディア「Power Watch」が報じたところによると、ロレックスCPOがついにアジアに進出することになりました!
「Power Watch」は、日本の二次市場が盛んであるため、ロレックスがCPOを展開する意欲が比較的低いと考えていましたが、彼らは最近の行動でその推測を否定しました。報告によると、最近東京で開店したロレックスの表参道専門店は、新品の販売だけでなく、日本市場での先駆けとしてロレックスCPOサービスを開始し、中古ROLEXの購入と販売を店内で完結させることになります。
▲最近オープンしたロレックスの表参道専門店、建築の外観は非常に目を引くものです。出典:ファッションプレス
現在、ロレックスの表参道専門店の公式ウェブサイトでは、いくつかのオリジナル工場認証中古時計がリストアップされていますが、数量は多くなく、17本のみで、最も古いものは1993年製の36mmの金鋼Datejustです。一方、最新のモデルは2019年製の26mm Oyster Perpetualです。主にこれら二つのロレックスのエントリーモデルが中心ですが、興味深いことに、ロレックスの表参道専門店の公式サイトではCPOの価格は掲載されていません。そのため、日本のロレックスオリジナル工場認証中古時計の市場価格を判断することはできません。
▲ロレックスの表参道専門店の内装も豪華で、新品とオリジナル工場認証中古時計の両方が販売されています。出典:ファッションプレス
「Power Watch」はロレックスの表参道専門店に直接、公式ウェブサイトにCPO価格が掲載されていない理由を問い合わせました。その回答は、2024年11月18日から正式に販売を開始するため、現在はウェブサイトに参考として掲載されているだけで、実際のCPOビジネスはまだ開始されておらず、価格は掲載されていないとのことです。ロレックスの表参道専門店の最初のCPOには46本の時計が含まれる予定ですが、現在公式ウェブサイトに掲載されているのはその全部ではないことが示されています。「Power Watch」がさらにどのモデルが含まれるのかを詳しく知ろうとしましたが、相手からは明確な回答を得られませんでした。
▲現在、ロレックスの表参道専門店の公式ウェブサイトに掲載されているCPOのモデルは少なく、主にDJ、OPなどのエントリーモデルで、価格情報もまだ表示されていません。
欧米でロレックスCPOを実施しているのは時計販売店ですが、日本でこのサービスを開始するのはROLEX自身の専門店である点も特筆すべきです。そのため、この新しい表参道のロレックス店に足を踏み入れると、新品は公式の定価で表示され、オリジナル工場認証中古時計は店自体が価格を設定する「一店二制」の状況が形成されます。日本でのロレックスCPOの現在の規模から見ると、最初は市場の水温を試す段階のようですが、二手表取引が盛んな現地市場で原工場認証中古時計の突破口を見つけるために、ロレックスがどのような方法で日本の時計愛好家の注目を集めるかが見ものです。さらなる情報は当ウェブサイトでご覧ください。ありがとうございました。